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How to use "beg the question" does indeed beg the question

大人の方々や子供たちに,各人の必要や能力に合わせて
英語を教えている仙台市の英語教室です。
ブログを通して英語情報をお伝えしています。


[今回のタイトルの意味]
① 新訳
beg the question という表現をどのように使うかは
実際のところ,まさに問題を提起するものとなっているのです。
② 旧訳
beg the question という表現をどのように使うかは
実際のところ,まさに適切な論理を伴わない想定に基づく主張となっているのです。

[解説]
beg the question の元々の意味は
Aristotle (発音注意,アリストテレスではありませんよ) にまでさかのぼる
ギリシア語の表現で
適切な論理や論議を避けつつ,ある事柄が正しいと想定して話をする
という意味合いを持っています。
思い切って意訳すれば
詭弁と怪しい想定で論議をはぐらかす
といったとこでしょうか。
purists (ある言葉が元来持っている意味や用法に関して
新たな用法や意味付けを認めない純粋主義の人たち;

Some people might as well call them
either sticks-in-the-mad or sticklers
) は
元来のこの意味に限定して用いるべきだと論じています。

その一方,BBCを始めとする,世界中に何千人といるであろう
英語圏のジャーナリストたちは
raise a/the question(s) 「問題点を提起する」
という新たな意味で普通に使っています。
私もこちらの新しい派のほうです。
と言うのも,元来の意味を少し視点を変えて表現すると
ある事柄に関して論理的に,きちんと論議されておらず
問題が残ったままである

ということであり,
それが年月の経過とともに
ある事柄は問題点を提起するものである
という意味になっても
それほど不思議なことではないと推測できるからです。
実際,私が所有する Oxford Dictionary (Second Edition, 2005) でも
Collins COBUILD Advanced Dictionary でも
古来の意味よりも
こちらの新たな意味を先に掲載しています。
どちらを先に掲載するか,英和辞書と英英辞書の違い
については,右側にあるリンク
[英語で世の中がもっと分かるようになる] を開いていただき,
「英和辞書による間違い・勘違い」 の記事を
参照していただければ幸いです

言葉も,その意味も時代とともに変化するものだ
とは,一般によく言われることです。
元来,正しく使ってきた方々がこの世を去っていく中で
新たな意味で,時には間違って使っている新参者らが
それに取って代わっていくことがあり得るのでしょうね。

[結論]
・ For all the huff and puff and harangue
 unleashed by pundits, pedants and pedagogues
 - for better or worse -
 some misuse can infiltrate into
 mainstream usage and take over
 from the proper use over time.

[意味] 専門分野の論客や,杓子定規(しゃくしじょうぎ) な人々や
  規則・文法にうるさい教師/ 教授らが
  あれこれ口やかましく言っていますが,
  良くも悪くも,年月の経過とともに
  ある誤用が主流の使われ方に紛れ込み
  正しい用法に取って代わってしまうことが
  あり得るのです。
・ Whether to use this kind of expression,
 which is going through a transitional phase,
 in a conventional sense
 or in a novel sense
 really begs the question.

[意味] こうした,変遷期にある表現を
  従来の意味で使うか,
  あるいは新奇の意味で使うか,
  本当に問題点を提起するものとなっているのです。

今回のこの話題は tempus fugit さまのブログサイト
「上級英語への道」の中の
「ネイティブがよく間違える英語のミス トップ10 は?」

という題名の記事で,
NPRによるリポートを取り上げていることに
触発されたものでした。
tempus fugit さま,いつも洞察あふれる
ブログ記事をありがとうございます。
これからも参考にさせていただきます。

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